Tumbleweed→Leap→Tumbleweed

ふと、"仮想化モニタにはローリングリリースのTumbleweedよりもLTS版のLeapを使った方が良いんじゃないか"と思いついて試してみた。
更新とそれに伴う再起動が結構多く、サーバーとしてこれで良いのかと思ったのもある。


流石に環境を構築して仮想マシンも新規に作り直してダメだったら気が滅入るので、新規インストールではなく、Upgradeで何とかならないか検討する。
本番環境をいきなり試すのもアレだが…


SUSE同士ならLeap→Tumbleweedの移行はリポジトリの置き換えとアップグレードでできることが説明されている。
openSUSE:Tumbleweed インストール - openSUSE Wiki
TumbleweedからLeapに戻すのはできるのか不明だったので、最低限の設定のバックアップを行った後、インストールUSBを作ってやってみたら普通にできた。
ただし、設定ファイルなどが古いバージョンに巻き戻されるため、一部更新が必要な箇所があった。


libvirt仮想マシン定義でQemuのバージョン番号が仮想マシンに入っているため、それを古く(2.6→2.3)する。
また、PCIeのスロット番号に0が許されていないので1からにすれば動いた。


しかしカーネルのマイナーバージョンは上がったものの、IOMMUを有効にするとカーネルパニックを起こす問題は直っておらず、IOMMUを使わずにhostapdを仮想化モニタ側で動かすようにしたが、なんか意味がない気がしてきて結局Tumbleweedに戻してしまった。


Leap42.2が正式リリースされたころにもう一度考えよう。