zswap

KSMから更に"スワップさせない"機能で調べていたらzswapという機能があることを知った。
これは、MacOS MavericksやWindows10で搭載された圧縮メモリと似たようなシステムで、いきなりスワップアウトするのではなく、使用率の低いページを圧縮することでメモリを空ける仕組み。
これによりディスクへのI/Oが減るので高速化と、SSDに関しては書き込みが減るのがメリットになる、CPU負荷は増えるが、現在のマルチコアならそこまで問題にならないだろうということらしい。


SUSEカーネルはサポートしているので、カーネル引数に設定するだけで動く。
Release Notes | SUSE Linux Enterprise Server 12


KSMは仮想化モニタだけで実行すれば良さそうだが、こちらは仮想マシンのOS側でも有効にしてみた。
しばらく様子を見たい。