仮想化モニタ

まず、直接ハードウェア上で実行され、仮想化を司る仮想化モニタを構築した。
試行錯誤の結果、Tumbleweedは更新のたびに不安だったので、モニタ部分はLeap 42.1を使うことにした。
一応Xもインストールしたが、KDEは何回かフリーズに見舞われた*1のと、ターミナル+YaSTが動けばいいということでMinimal Xのみをインストールした。
これだとIceWMという軽量ウィンドウマネージャが使われ、XtermとYaST以外はグラフィカルアプリが入っていないような環境になる。


基本構築はコンソール上でやるのでこれで充分。


インストールしたパターンは

  • Fonts(Xの関連パターン)
  • X Window System(最小X)
  • Base System(テキストマルチユーザ環境の最小構成)
  • Enhanced Base System(パッケージ管理などを追加)
  • AppArmor(Enhanced Base Systemの関連パターン)
  • YaST System Administration(Enhanced Base Systemの関連パターン)
  • Software Management(Enhanced Base Systemの関連パターン)
  • KVM Host Server(KVMと関連ツール)

だけで、他は個別のツールをチマチマ追加した。
KDEなどはパターンでインストールするとゲームやらLibreOfficeを引き連れてくるので必要なものだけインストールしたほうがいい。


仮想マシンの管理はCUIはvirsh、GUIvirt-managerというツールでコントロールする。
今回はKVMだけだが、XenやLXCも同じインターフェースで操作できる模様。


Virtualboxと違うと感じたのは、仮想マシンは基本的にシステム所有で特権ユーザで操作する必要があること。
ディスクイメージやマシン定義もシステムフォルダ内に作られる。

*1:これはTumbleweedのせいかもしれない、切り分けてない