グリス慣らし完了?

通電状態で、たぶん200時間ぐらい経過したので、測ってみた。
エアコン28度設定で動かしたときに、アイドル時36度±2度程度、LinXで負荷をかけた状態で最大73度だった。


思ったよりも高いなと思って考えたら、これが44siki氏も言っていたグリスってやつなのか。
【瀬文茶のヒートシンクグラフィック】【番外編】Core i7-3770Kの「殻割り」で熱輸送のボトルネックを確かめる - PC Watch
でかいデュアルファンのヒートシンクと開放で測って、61度@3.5GHz定格ということなので、TurboBoostやら、ヒートシンクのサイズやら、ケースに入っているやらを考慮すれば73度はまあそんなもんかと思う。


Xeonでも同じらしい。
Ivy Bridge世代のXeonを“殻割り”してみた
ただ、このページで見る限り、定格で使っている分にはTurboBoostの効きも変わらず、特に問題ないと考えられる。
KCUBE-2012に使用したのは、i7の3770で、オーバークロック向けではないので、そもそも定格以上で使うというのは難しい。
公式にサポートしている1600MHz(800×2)のDDR3を動かすためにXMP対応メモリにしたが、CPU本体はTurboBoost任せ。


ちなみに、Dark Knight SD1283 Night Hawk Editionはこの人の連載を見て、ミドルとしては良いかな?と思って買った。
【瀬文茶のヒートシンクグラフィック】XIGMATEK「Dark Knight SD1283 Night Hawk Edition」 ~TDP 160W対応のセラミックコーティング採用サイドフロー - PC Watch
評価はSandy Bridgeで行っていて、条件は異なるが、自分で測ったのと比べると、全体的にSandy Bridgeのほうが温度が低い。


凝り性の性分で"やっぱりミッドシップレイアウトとかにしたほうがいいのか…?"とか考えていたが、定格動作だとこれで充分だということか。
マザーボードに負担がかかりにくいだろうし…と思ったが、こいつですら500g近くあるので、普通に考えると結構な負荷。