ADPLL

以前地元に帰った時に買ったADPLLの本を今更読み返している。

完全ディジタルPLL回路の設計―ディープ・サブミクロンCMOSプロセスで実現する (半導体シリーズ)

完全ディジタルPLL回路の設計―ディープ・サブミクロンCMOSプロセスで実現する (半導体シリーズ)

なんかに使えるかと思って買ったが、プロセス技術(=チップを起こすこと前提)だったので使えないか…と思っていたが、MOSラクタを必要とする発振器はともかく、それ以外の部分はFPGAでもなんかインプリできそうな気がする。
SPDIFの復調に、アナログPLLの代わりに使えばなんかよくなるんじゃないかとか漠然と考えているが、ES9018とかがやってるのと同じかもしれない。
やっぱりSONYのアンプで、アナログPLLじゃなくて、デジタル的に周期を監視して云々みたいなやつがあったので、すでに前例はあるのか。


この本に書いてあった、"ディープサブミクロンの領域では電圧より時間領域のほうが精度がいい"みたいな理屈に従って、PLLの代わりにデジタル処理で復調して、基準周波数もデジタル的に作ればいいんじゃないかという単純な発想。
CHORDのQB76とかはFPGAしか乗ってない基板でSPDIFの復調からDACまでやってるので、できないわけではないと思う。