Chromeの高DPIへの対応

Surfaceは11.6インチでFullHD解像度なのでネイティブ解像度で使うとアイコンとかが細かすぎてタッチではまともに動かせない。
デフォルトだと150%の拡大率になっていたので、100%・125%・150%およびそれらの中間なんかを試した結果、デフォルトの150%で運用することにした。
精細だが情報量的にはVAIO X(11.1型 1366×768ドット)程度になる。


ただ、iPhoneRetinaと同じく高DPIの文字は非常に綺麗。


高DPIに対応していないアプリはDPI仮想化が効いて標準のDPIで描画した後、画像的に拡大されて出力される。
常用アプリで引っかかったのはXilinxの開発ツールとTeratermChrome、前者の二つはまあいいとして、Chromeはぼやけているのが気になったので何とかならないか調べた。


まず、通常版→Beta→Dev→Canaryまで変更したがそのままだった。
なので、DPIスケーリングをOFFにするという方法で強制的に100%相当で描画させることでぼやけなくはなった。
Issue 149881 - chromium - An open-source project to help move the web forward. - Monorail
そのままだと表示が小さく見えるのでデフォルトのズーム倍率を150%にした上で、chrome://flags/から"タッチ操作に最適化された UI Windows"を強制ONにすることでそれなりに使える感じになった。



タブが小さくて、タブを閉じるボタンがうまく押せないことがあるが、慣れかな…