今更気が付いたこと

昨日RXRSに装着されたブレーキを見ていて、昔からある前デュアルピボット・後シングルピボットのディファレンシャルタイプじゃなくて、最近オプション設定された前後デュアルピボットのスタンダードタイプになっていることに今更気が付いた。
EPS導入時に保証のために電動部分じゃないブレーキもセットで購入する必要があるという酷い話があって、その時点でブレーキの船だけワンタッチでシューが抜ける2012年型にしていたので"船以外変わってないのをまた買うのか…?"と思っていたら、渡りに船で船だけ売ったブレーキのセットがあるから差額でOKという話に飛びつていた。
その時にディファレンシャルだろうと思っていて、今の今まで思い込んでた。
まあ、体重の問題と日常用(=not競技)というユースケースを考えると制動はなるべく強力なほうがいいと思うので、前後デュアルで正解か。


カンパニョーロによる解説があった。
G3 Geometry - Wheels Campagnolo
同じ力で握った時に、ディファレンシャルだと前70%・後30%の制動力がかかり、これが減速による荷重移動と釣り合うので効率よくブレーキがかかるということらしい。
また、後がシングルピボットで構造が簡単なので、30gの軽量化ということらしい。
スタンダードタイプは当然前50%・後50%になり、絶対量としての制動力はディファレンシャルタイプよりも上がる。
ディファレンシャルでもロックするときはロックしたし、EPS化した後違和感なく乗っていたってことは鈍いスタンダードタイプでも特に問題ないということだと思われる。


どちらかというとディファレンシャルはレース用?なのか。