DIX4192

ちょっと前にTIのサイトに追加された新機種。
Digi-Keyで購入が可能になっていました。


"Digital Audio Interface Transceiver"で送受両方持っている奴の中ではもっとも高機能だと思います。
DSPのインターフェースに使ったAK4114は送受のマスタークロックが共用=サンプリングレートも共用でしたが、これは独立しているので間にマルチレート処理を入れることも出来ます。
IOが3.3VなのはDSPにとってもありがたいですが、内部コア電圧として1.8Vが別途必要です。
DSKのマニュアルを見直しても流石にIOコネクタにDSPコア用の電圧は出てないので5Vまたは3.3Vから作り出す必要があります。
マスタークロックも各種出力可能、入力は4つとは言え全部差動と他を寄せ付けない高機能っぷり。
代償として制御はソフトウェアモードのみです。


追記
PLL用のCRを外付けしなくていいと言うのはすばらしい。
ただ昔あそこのCRをいじって高性能化すると言う手法を見た覚えがあるので一長一短かも。


追記2
そういえばAK4114ビットクロックとLRクロックも共用だった。