なんとなくDACセクションを設計してみる

仕様

全体の構成
モノラール基板×2の構成、入力は二の補数・右詰めフォーマット。出力はバランスアウトプット。
DAC
PCM1704使用×2を差動で使用、DAC電源全体(グローバル)にLM317/337のペア、DAC-ICひとつずつ(ローカル)にLM317/337のペアを投入、グローバル電源とローカル電源間、ローカル電源とDAC-IC間にはLCπ型フィルタを挿入。
ロジック部
データの反転はPCM1704の機能に任せる、全体の極性反転はDSPで行うのでただのバッファでOK、この前見つけたRS422レシーバ+アイソレータICを使ってみたい。アイソレータの一時側はDSPボックスから、二次側は自分で供給。
アナログ部
IV変換OPアンプ+差動合成多重帰還形フィルタ回路、OPアンプは4個だが可能ならばDAC部と同じグローバル/ローカル電源構成を取る。多重帰還形フィルタの出力にはBUF634を投入。

材料

基板
以前購入してデットストックになっているテフロン基板、銅箔35μm両面の裸基板なのでフォトエッチング法は使えない。ICのピッチが大きいのでどうにかなる。
電界コンデンサ
日本ケミコンの機能性高分子PSシリーズを採用する、性能と耐久性は折り紙つき。
インダクタ
リードインダクタ。
抵抗
とりあえずでかいのもつけれるようにする。
OPアンプ
ソケット取替え、シングル。
コンデンサ(電解以外)
信号系はマイカ、それ以外はポリプロピレンフィルム。

PCBEで概要を書いてみました

電源部がでけえ、基板ありきで設計してるからなあ。
パターン設計はできても、エッチングできない悪寒だけど。