仮想化サーバー

電源が切れなくなったVAIO Xサーバーはどうも本体側の故障っぽいので更新することにした。
Tumbleweedはまだ32bitリリースが続いているが、LTS相当のLeapは既に64bitのみとなっている。
どう考えても64bit化は数年のうちに不可避なので、良い機会だと思う。


会社でLinuxのローカルサーバーとして使っているNUCが良かったので、買ってきた。
できるかは不明だけど、やりたいことがあったので、VT-dに対応しているようにAtom系ではなくCore系にした。


今まではブロードバンドルーターを別に用意していたが、5年前の機種だし、微妙な脆弱性が見つかっているので、ちょうどいいかと思ってルーターも取り込むことにした。
ルータの設定画面を開いたままWebブラウジングはしないと思うけど…


現時点での方針。

  • 仮想化技術を使ってみる
    • ハードウェア上で直接実行するのは最小構成のハイパーバイザのみ
    • 仮想化専用に用意されたOSではなく、汎用のSUSEをベースに
    • Tumbleweed+KDEはいまいち安定しないので、Leap+Minimal Xとする
    • 仮想化方式はKVMに絞る(好み+セキュリティ重視)
  • セキュリティに優れていると言われるScreened-subnet方式のFWを構築する
    • 仮想化でマシンを複数用意したのと同じ効果
    • 同じ筐体内に入っているので何となく不安ではあるが…
    • NUCはEthernetポートをひとつしか持っていないので、ゾーン分けはVLANと対応ハブを使う
  • 無線アクセスポイントも統合して専用機は粛清したい


色々実験しながら構築して、仮想化でサービスが動き始めたところまできた。
思ったよりも複雑なので、メモ書きとして残す。


会社の同僚に元データセンターという異色の経歴を持つ人が居るのでいろいろ相談中。