Connected

タグ・ホイヤーが大々的にスマートウォッチを発表していた。
TAG Heuer Connected Modular 41 & 45 - The best smartwatch from TAG Heuer
ただ、既存の時計の進化という意味合いのスマートを使うと時計メーカーのタグ・ホイヤーとしては自己矛盾するのか、常に接続されているという意味合いでConnected Watchと呼称している。


最終組み立てはIntelの工場で行っているらしく、”SWISS MADE"の条件(スイス国内で一定割合を作ること)を満たしていないみたいだが、”SWISS ENGINEERING"らしい。


ざっと見た感じでは、Android Wareの外装及び文字盤イメージをタグ・ホイヤーのカレラに合わせたという感じで、ソフト的には特に目新しいところはないと思う。
新興メーカーが作ったような”どこかで見たようなデザインだけど、全く同じにすると問題になるのでなんか違う”というデザインではなく、歴史のあるアイコニックな意匠を使えるのは老舗の強みかなと。
直径46mm・厚み12.8mmはかなり厚めだけど、チタンなのでそこまで重くなさそう。
高精度カラーディスプレイなので、やっぱりバッテリーはあまり持たない。


値段は時計としてみればそれなりで、テクノロジー製品として数年で陳腐化するAndroid Wareとしてみると高いと思う。
2年後にほぼ同額を払うことで、スペシャルバージョンの機械式のカレラに交換するというキャンペーンを行っている。
好意的に見れば実験台になってくれたユーザーへのサービスだし、穿った見方をすれば限定版で釣ってとりあえずユーザーを集めようとしているとも見れる。
個人的には、交換じゃなくて、中身のアップグレードを約束した方が、機械式時計を買うような層には売れるんじゃないかなと思った次第。


とりあえず、実物を見てこようかと。