ホームタイムとローカルタイム

GRANDE HEURE GMTを使っていて、いまだによく分かっていないのは、"どちらの針が第二時間帯扱いなのか?"ということ。
動作としては、竜頭を一段引きするとレッドゴールドの針をブルースチールの針に対して1時間ごとのステップで動かすことができ、二段引くと二つの針の相対角度を維持したまま時間合わせをすることができる。


この動作からすると、青=基準=ホームタイム、赤=第二時間帯=ローカルタイムだと思っていたんだが、Webサイトの記述を見ると逆にも見える。
グラン・ウール GMT(GRANDE HEURE GMT)、 創設者の数々の旅へのオマージュ | Jaquet Droz

レッドゴールド製の針はローカルタイムを、ブルースティール製の針は目的地となる国の時間を表示します。そして、2本の針が同じ時間帯に重なる時、2本は溶け合い、2色を帯びた1本の針に姿を変え、2つの場所の時間を正確に測定する役割から解放されるのです。

…と思ったが、"目的地となる国"というのが、ホームタイムのことなら別に矛盾しないのか…?


英語版のプレスリリースも見てみた。
Jaquet Droz News | Jaquet Droz

The red hand indicates local time while the blued steel hand shows the time at the destination. When the two hands come together in the same time zone they merge into a single, bicolored indication of the exact time.

やっぱり、"the time at the destination"っていうのがイマイチ納得できないんだと思う。


スウォッチグループジャパンに書いてあった。
TOPICS | ジャケ・ドロー 新作「グラン・ウール GMT」日本入荷開始しました | THE SWATCH GROUP (JAPAN) KK

針:ブルースティール(ホームタイム)/18Kレッドゴールド(第2時間帯)

ということらしい。


説明書を出してきた。


日本語説明書

ホームタイム=ブルースティール針
ローカルタイム=レッドゴールド


英語説明書

reference time - blue hund
GMT - red gold hand

とのこと。


プレスリリースのポエティックな文章をうまく理解できなかったということで良いんだろうか。