Nios II/e

Nios IIハンドブックを見たら、分岐予測どころか、Nios II/eはパイプラインという言葉は使われているものの、1命令完了するまで次の命令が実行できないマルチサイクル実行のプロセッサだった。
最短で6サイクル、カスタム命令を除くと最長で38サイクルかかる。


ほかのNiosプロセッサと同様にカスタム命令は追加できるものの、演算器が1サイクルで結果を返しても命令全体で6サイクルかかるので改善効果は薄い気がする。


まあ、それにしたって100MHzで6命令/サイクルってことは、15MHzで動いている1命令/サイクルのAVR程度の性能は出せる(演算命令が微妙だが)ので、制御用には充分か。