グラスアイのアイパテ交換

やることがなかったので、劣化するかは不明だったがたまには付け替えと掃除をしようと思って、マミさんドールのグラスアイを固定しているアイパテを交換する作業を行った。


最初にグラスアイを買ってきたときには、一緒にボークスの瞳パテなる非硬化パテを買ってきて固定していた。
その後、"最初にアクリルアイを固定していたゴムっぽいパテのほうが良さそうだな"と思ってメーカーに問合せしたところ、相当品としてPritt ひっつき虫という仮止め用粘着剤を教えてもらい、2代目のグラスアイはそれで固定した。

コクヨ ひっつき虫 はってはがせる 粘着剤 タ-380N

コクヨ ひっつき虫 はってはがせる 粘着剤 タ-380N

瞳パテは剥がした後にこびりつくが、ひっつき虫は割と簡単に剥がれて作業性が良い。
まだ1年も使っていないが、ウレタンキャストへの攻撃性も今のところなさそうに見える。
ボークスのほうは素材不明だが、ひっつき虫は"粘着剤/ポリブチレンおよび無機鉱物充填剤"という表記があり、ブチルゴムに近いのかな?と思ったが、化学知識がなくて言い切れない。


交換は、今ついているひっつき虫をすべて剥がした後、アイの位置を決め、新しいひっつき虫で固定するだけ…なのだが、ひっつき虫を引っ付けようとして押し込むとアイの位置が変わってしまいうまく行かず難航した。
試行錯誤した結果、以下の手順でやれば上手くいった。

  1. アイの固定方向を検討する
  2. 決めた方向でアイホールに置く
  3. ひっつき虫の切れ目1片分を細長くしたものをアイとアイホール縁の隙間に詰める
  4. この状態だとまだアイは動くので正面から見ながら最終的な位置を決める
  5. アイが動かないように注意して爪楊枝の尖ってない方でひっつき虫の縁を潰して最終的に固定する

今までは、"固定"ということで、アイホール全体ををひっつき虫で埋めていたが、後ろ側はなくてもいいんじゃないか?と思ってエッジで固定するようにしたらやりやすかった。
全部を埋めると埋めるために力をかけたせいでアイが動くし、ガッチリ固定されすぎるせいで正面からかけられる力ではアイが動かなくて微調整がやり辛い。
この方法のおかげで、今までよりも微調整ができて、納得が行くまで位置調整ができた。