ライド・バック・ホーム機能

EPSのリアディレイラーは衝撃を受けるとボールねじ部分が外れてモータを衝撃から守るような機能が付いていて、外れた場合はペダリングを止めてレバー2(人差し指側、シフトダウン)を連続で押して再び結合させる必要がある。
この機能を逆に使うとモータからディレイラーパンタグラフを切り離して自由な位置に手動で変速できるようになり、バッテリーが切れた場合でもリアディレイラーを動かして、好きな位置にギアを入れられる。
これを"ライド・バック・ホーム機能"と称している。


一回試しておかないと落車の時とかに困るな…と思っていたものの、やる勇気がなくて放置していたが、今日試した。
まず外す方はパンタグラフ表面からホイールの方向に力を入れていくと"コクッ"という軽い感触とともにボールねじからモータが外れる。
外れた後にペダルを回しながらディレイラーを手で動かすと確かに任意の位置にギアを入れられるし、入れた状態で手を放してもそのまま保持されている。
ばねとかがなくて位置決めをモータだけでやってるので、モータが外れると自由に動かせるということか。
次に嵌める方はレバー2を押して行くとはじめは空回りしているような音だが、あるところで"コクンッ"みたいな嵌る音がして連結する。
連結後はトップ-ローまで問題なく変速できることを確認すればOK。
これで落車しても安心だ。