ZedBoard詳細発表

登録してから音沙汰のなかったZedBoard.orgから"今日からオーダーできる"的なメールが来たので見に行ったら充実してた。
Zedboard |
AVNETから購入する通常版が395ドル、DIGILENTから購入するアカデミック版が299ドルとのこと。
Xilinxの純正ボードはDDR3 SDARMが128MBで、Linuxを使ってなんかやろうと思うと?と思うことがあったが、こっちは512MB積んでる。
PandaBoardのプロファイル見てても1GBのうち50%以上使っているのはセルフコンパイルの時とかだけなので、私の用途で512あれば問題はないと思われる。


あと、I/OがFMCに加えてDIGILENTのローカル規格コネクタ(2.54mmピッチ)があるのも、ユニバーサル基板が接続できてうれしい。
ZynqはほとんどがHR(High Range) I/Oなので、一般的な3.3VのICに繋げることができる。
AVNETのSpartan6ボードなんかもこのコネクタを使っていて、SPI Wifi ICとかをつなげたりしているので、一応周辺機器もあるっぽい。


国内のAVNETで扱いだしたらIYHするか…?
7月にあるAVNETのイベントに展示されるらしいので、行く予定。


追記
XilinxのZC702評価ボードのDDR3メモリのスペックに"1Gb"と書いてあったので、1Gビット=128Mバイトだと思っていたが、詳細なスペックを見ると256M×8bitのDDR3 SDRAMチップを4つ搭載しているので、1Gバイトっぽい。
FPGAだとBRAMとかでビット表記があるので、特に違和感なく見ていたが、"写真を見るとチップが4個あるのに128Mはさすがに少ないよな…?"と思ってデータシート見たら発見。