PLLの落とし穴
比較周波数が低い時の欠点が見つかりました。
元周波数がfsの時と256fsの時での差は
- 256fs
- プリスケーラ=1/2 ループ内分周器=1/3 出力=1.5×入力=384fs
- fs
- プリスケーラ無し ループ内分周器=1/384 出力=384×入力=384fs
出力は同じですが、PLLループ内のループゲインが入力がfsの方が小さくなります。
負帰還系においてループゲインは安定な範囲で大きければ大きいほど諸特性の改善を実現します。
すなわち性能は入力を256fsにした方がいいと言う事です。
追記
CS8416はRMCK端子からは128fsまたは256fsしか出力できない。