Christophe Claret Allegro

動画から復元したりしたChristophe ClaretのAllegroが正式に発表されました。
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普通の?2ゴングミニッツリピーターでカテドラルゴングを使用しています、また第二時間帯表示と2桁表示の日付(所謂ビックデイト)を備えています。
自社ブランド二作目のAdagioと機能的にはほぼイコールで、Adagioの後から発表されたシリーズのケースデザインに合わせたように見えます。


ぱっと見の意匠は2013年のKantharosと共通点が多く見えます。
どちらも、比較的大きめのサブダイヤル二つをやや重心を下げて配置し、サブダイヤル間の6時の位置の文字盤を透明にし、一番見せたい機構を可視化するという手法を取っています。
Kantharosの場合はコンスタントフォース機構の脱進機と制御装置、Allegroの場合はミニッツリピーターのラックです。
機構の大部分が文字盤側にあり、裏面にはハンマーと香箱・脱進機まわりしかないので、裏面だけ復元してもあまりヒントになっていなかったと思います。


早速公式のPVが更新されていました。

ミニッツリピーターのラックの動きがよくわかります。


しかし、ミニッツリピーターだったらSoprano同様夜光がない方がそれっぽいのでは…と思いました。