ふと思ったこと

そういえば、ベルト交換の待ち時間に時計雑誌を読んでいたら歩度測定器を内蔵した時計というのが載ってた。
EMC | Urwerk | Baumgartner & Frei | Zürich | Genève
ハンドルみたいなのが発電機(DCモーターを回しているっぽい)で、テンプの振動を光センサーで拾ってその時の歩度を測定するという仕組みだということ。
セイコーのスプリングドライブと比べてこちらはあくまで脱進機構周りは機械式だということだった。

で、これは緩急針の調整ネジが外に露出していて調整できるということらしい。


これと同じことを一次標準をGPSなり電波時計なりでやって、クオーツ水晶の癖?を直すようにすればいいんじゃないか?と思ったが、時間そのものを調整している電波時計とそんなに変わらない気がしてきた。
ただ、電波時計は電波が受信できなくなると精度が落ちるけど、補正方式なら充分補正した後なら精度が落ちない?


高級機だと、水晶の選別とか温度補償を行っているとのこと。
http://www.seiko-watch.co.jp/gs/about/attractive03.html
http://citizen.jp/the-citizen/story/quartz.html
温度特性をアナログ的に打ち消すTCXOかなと思ったけど、説明を見ると補正テーブルを持っていてカウント数を逆引きする様な仕組みにも見える。


デジタル的に温度補償する発振器はDTCXOというらしい。