グリス塗り直し

厚塗りっぽかったグリスを販売元の情報を見ながら薄塗りにした。
ベチャーっと出していたんだが、1mm幅程度で線を引くように出した後、塗り拡げる方法でいいらしい。
ヘラがなかったので、適当なプラスチックの切れ端で広げ、マニュアルにあるようにヒートシンク側にも塗りこんで隙間を埋め、そのあと取り付けた。
取り付けるときに少し回して空気を抜くというのもやってみた。


塗りなおした直後なんか温度が厚塗り時より高かったので、失敗したか?と思ったが、マニュアルによると最大200時間程度の慣らしがいるらしい。
グリスの何が慣れるのかは不明だが、数日たった今だと確かにケース温度でアイドル時40度だったのが36度と少し下がっている(外気温のばらつきの可能性もあるが、エアコンを使っているので、ある程度一定にはしている)。
厚塗りの時は38度程度だったので、この時点で一応厚塗りよりはよくなっているということになる。


リテールとの違いでびっくりしたのは、固定の取り付け方法。
ねじで止めるのは把握していたが、万力的な構造でグイグイ締めていって、これ大丈夫なのか…?と心配になった。
つけてから圧力で馴染むまでが慣らしか?と思ったが、こんなに圧をかけていたら馴染みもへったくれもなく薄くなりそうな気もする…


そして、銀グリス自体はCore2Duoで自作した大学の時に買ったのが、部品箱の片隅に眠っていたので使ったが、普通に流動性を保っていた。
ネジ化してあるとはいえ、LGA775の時も放熱の問題は発生しなかったので、このグリスは長期安定性も含め、優秀だと思う。