Rapid Start

404だった、Intel Rapid Start Technologyのマニュアルが見られるようになったのでインストールした。
インストーラー的なものがあるのかと思ったら、いきなりハイバネートパーティションを作るために、DOS窓を強いられるという状態に驚きつつも、パーティションを切りなおした。


ハイブリッドスリープとか休止状態をBIOSレベルでやっているものなので、OSがやるよりも速いというのがいいらしいが、ファイルとしてハイバネートイメージを作るOSに対して、専用パーティションがいるということらしい。
まあ、ハイバネートファイルもメインドライブに居座るので厄介さは同じ…か?


ハイバネートパーティションはメモリ容量より大きい必要があるということで、マザーボード搭載上限の32GBにしようか?と思ったが、現在の16GBでも特に困っていないのに、32Gという状況が思いつかなかったので、16GBにした。
しばらく使ってみよう。


追記1
インストールして試してみた。
ハイブリッドスリープありの場合と、ハイブリッドスリープを無効にした状態で比較すると、ハイブリッドスリープの場合はスリープ前にディスクアクセス(ハイバネートファイルの書き込み)→スリープ→スリープを検知してRapid Startが動き出してSSDへ書き込みという動作をしており、同じことを2回やっていることになる、ハイブリッドスリープをなくすと速攻でスリープ→スリープを検知してRapid Startが動き出してSSDへ書き込みという動作になるため、無駄がない。


ただ、一度スリープで電源が切れて(ファンが停止する)から、またファンが回りだすので最初は"失敗したか?"と少し心配になってしまった。
現在はタイマー設定で即時にハイバネートするようにしてあるのでスリープ直後に再び電源が入ってRapid Startが走り出すが、これをタイマーにしておくと、一定時間後に一回起きてハイバネートになるんだと思われる。



追記2
ハイブリッドスリープと同程度の保護能力があるのか?ということを調べるために、Rapid Startでハイバネート後に電源が切れた後に、ACを引っこ抜いて放電した状態から復旧できるかやってみた。
マザーボード上のLEDが消灯するまで放電させたのちACをつないで電源を入れたら普通にスリープから戻ってきた。
ハイブリッドスリープの場合はなんか警告(メモリが失われたから通常起動するか聞いてくる)が出て心配してしまう覚えがあるので、普通に気にせず使えるのはいいと思う。


保護を最大にしたい場合はハイブリッドスリープと2重がけしてもいいかもしれない。
自分はハイブリッドスリープ無効で、スリープに入ったら即時にハイバネートに入るオプションで使おうと思う。
ハイバネート中だけは保護されていないが、それはハイブリッドスリープも同じだし。


追記3
今調べたが、休止状態を実現するhiberfil.sysは圧縮アルゴリズムで圧縮してあるらしい。
Rapid Startはメモリと同容量必要=圧縮なしと考えられるので、SSDを有効に使いたかったら、休止状態のほうがいいのかも。