サンプルレート変換

NPCのデータシートを調べているときに思い出したのが、8倍にサンプルレート変換する際に、2×2×2とする方法と一気に8倍にする方法があって、SONYだったかどこかが、一気に8倍にしてなおかつ、遮断特性が急なフィルタを使っているので精度がいいというのをアピールしていたのを思い出した。
2倍を繰り返す方法だと、固定小数点の乗算→シフトで丸めを繰り返すので精度が悪いということらしい。


NPCのICは2倍を繰り返す方法で、最初の2倍(折り返しノイズと信号の周波数が最も近い)にはタップ数の多いフィルタを使い、急峻に遮断し、それ以降は演算する量が増えた分だけタップを減らすという方式でうまく演算量を減らしてあるのはすごいと思った。
TIのICは遮断特性しか書いてないので不明、遅延時間からタップ数はわかりそうだが…


一気に8倍にしたほうが精度はいいということは何となくわかるが、何とか誤差を計算できないか?と思う。
数ビットのガードビット+切り捨てじゃない丸めをつければ問題ない気もするし…