4極ミニプラグ

iPhoneとかのマイク+リモコン付きミニプラグってどうなっているのか気になったので調べた。
3極はデファクトスタンダードで先端からL・R・GNDの順になっていて、4極はいくつか方法があるらしい。
iPhoneとかスマートフォンは大抵、3極のGNDにあたる部分を2分割した4極で、先端からL・R・GND・MIC(リモコン)の順になっているらしい。
多分、マイク端子はある程度の抵抗を経由してDCバイアスがかかっているんだと思う。


その状態で、3極を挿すと、スマートフォンマイクの端子はGNDとショート(抵抗が入っているので大電流は流れない)されて、何の問題もなく使え、4極を挿すとマイクにDCバイアスがかかって動作するということじゃないかと。
リモコンのほうは、分圧抵抗とそれをショートするスイッチがマイクと平行に入っていて、スイッチを押す→抵抗が変化してマイク端子のDC電位が変化→それを検出してリモコンのボタンが押されたことを検出とやっているのではないかと思う。
昔のウォークマンとかも同じ方式だったよう(リモコンに液晶がついているような高級機じゃなくて、リモコンはボタンしかないようなやつ)。
マイクの音声(AC)とリモコン(ほぼDC)で周波数が分かれるので、両立できる面白い方式だと思う。


逆に、4極のヘッドホンを普通の3極ジャックに挿した場合も、マイク端子がGNDに落とされるか、解放されるだけなので、特に害はないと思われる。