Linaro

ARM用に最適化したカーネル+ドライバを提供しているLinaroのカーネルがPandaBoardに対応していることを知ったのでためしに入れてみようと作業中。
Linaroの提供物はカーネルとドライバ、開発環境なので、上に乗っかるディストリビューションは別に必要だが、Linaro自体で、UbuntuAndroidの評価用イメージを用意している。


鯖用なのでUbuntuを選択し、SDカード作成中。
まず、バイナリとハードウェア依存部分をダウンロード。
http://releases.linaro.org/platform/linaro-n/ubuntu/leb-panda/11.08/
あとはUbuntuならAPTで必要なものを取ってきて、自動スクリプトで実行できる。
http://www.linaro-club.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=14:linaro1105installubuntu&catid=4:tech&Itemid=8
上の例は、64Bit上で実行する場合なので、32Bitの場合APTのパッケージ名が少し変わる。


実行スクリプトPythonで書かれているため、上記のページのもののほかに、Pythonを入れないとダメだった。
面倒だったので、Python2-all-devとPython3-all-devで開発環境一式入れたら、動くようになったっぽい。


Ubuntuのプリインストールイメージのようにコンパイル済みを流し込んでいるだけだと思ったら、カーネルのクロスコンパイルをしているのと、APTで最新のパッケージを取ってくる作業もやっているらしく、結構時間がかかる。
最終的にフルサイズのExtreme SDHCを使う予定なので、VAIO Xで作業しているが、重い…


16GB microSDHCで試して良さげなら、32GBのExtreme SDHCに入れよう。