Avago HCMS-29XXインテリジェントLEDディスプレイ

今回購入した表示用部品。
LEDs and Displays
Hewlett Packard→Agilent→Avagoと受け継がれてきた、LEDペレットを並べた表示機。
一度使ってみたかったので、今回思い切って採用した。


LEDの色は複数あるが、仕事で使ったMotorolaのDROID Xのデザインに感化されて、"赤×黒の組み合わせは至高"とか言いながら赤色にした。
赤色は、高効率赤とアルミニウムガリウムヒ素の2種類があって、後者は前者の3倍以上の明るさ(データシート値)を誇るので、当然ガリウムヒ素タイプにした。
CRAY-3とかの憧れもある。
ただ、ガリウムヒ素は毒なので、割ったりしないように気を付けなければ危ない。
後継のHCMS-39XX(3.3V対応)にはガリウムヒ素タイプがなくなっている(ので、スペック上は暗い)あたり、風当たりは強い気がする。


後継機種のHCMS-39XXというのもあるが、Digikeyには在庫がなかったので、29にした。
違いはLEDの電源が4V以上必要か、3.3VでOKかの違い。(ロジックはもともと3.3V対応)


ちなみに使い方は、全ドットがシフトレジスタで直列に並んでいて、シリアルで流し込む。
ほかにパラレルでコマンドを送り込むと内蔵フォントを使って表示するパラレルタイプもあるけど、表示の自由度がシリアルほど多くない(拡張ASCII+ユーザー定義文字)ので、シリアルにした。


検索してたら、古いLEDディスプレイを集めているステキサイトがあった。
Integrated Optoelectronics - The Vintage Technology Association
これは良い。


普通のDIPと同じピンサイズなので、同じソケットが使える。
26ピンと特殊なのが難点。