Kensington

paihuより送られてきた。
現在使っているExpertMouse7の新型が出る模様。
Kensingtonから6年ぶりにトラックボールマウス新製品SlimBlade Trackball - Engadget 日本版
6年ぶりらしい。


デザインはかなり垢抜けて、スクロールリングがなくなった代わりにボールそのものをひねることでスクロール。
光学センサを2個つけることで回転を検出するらしい。スクロールリングはなくなったけど、ほぼ同じ幅の指を滑らせるためのリングがあって、そこに指をおいてボールを引っかけて回す構造のよう。
マウスと違って、ボールが露出しているトラックボールは3軸方向(X/Y/回転)に動かせるけど、機械式や光学センサ1個ではセンサ自体が2軸なので、回転を検出できず今までは使われていなかった。
スクロールリングがかなり完成された機構なので、この構造で超えられるかは正直さわってみないとわからない。
ただ、スマートなことは間違いないので、ちゃんと使えるならよさげ。


あとExpertMouse7で光学になったときにきつくなった傾斜がまた緩やかになって、薄くなっている。
これは、厚くなった原因の光学センサをボール直下に置かないといけない(一番精度の良い検出点はボール直下)構造から、二つになったことでボール直下に置かなくても良くなり、ボールとテーブル表面のクリアランスが減ってるためと考えられるけど、どうなんだろう。


ギャラリーで確認したところ、センサっぽい穴はボールの下じゃなくて横方向に互いに90度の角度を開けてつけられている。
ほぼ上で書いた構造っぽい、いまのExpertMouseは真下にある関係でゴミが溜まりやすいのでこの構造はありがたい。
この構造だと、片方のセンサはXと回転、もう片方はYと回転を検出して、回転は二つのセンサで検出されることになる。
どっちか一方の値を使うのか、平均やらフィルタやらを使うのかはわからない。


考えてみれば機械式のトラックボールもセンサはXYで別にあったんだからある意味先祖返り。



とりあえず直輸入まではしないけど、日本発売になったら一つはほしいな。