チンクル終了

パーフェクトにはなってないものの、クリア。
ノリと勢いで退廃的な生活を送っていたShannon(id:Rosa_Gigantea)に貸しました。
最後のあたりでかなりハイペースでやったのが不味かったか・・・
もっとマッタリと楽しめばよかった。


ぶっちゃけ、出た時点でオチがついているようなゲームでしたが、卒の無い造りで普通に面白かった。
恐るべし任天堂(製作はヴァンプールだけど)。


以下ネタバレありのレビュー

全体

本家のゼルダでは64以降前作のキャラが登場するのが当たり前になっていますが、個人的にはあまりその手法は好きじゃなかったのでチンクルチンクル+多少のパロ以外は新規キャラと言う手法は好印象です。

インターフェース

移動が十字キーで出来るのがこんなにありがたかったなんて!


基本的に移動のみ十字キー、それ以外の作業は全てタッチペンによるGUIと言う方法ですが、ちゃんと考えられていて初めは戸惑ったもののすぐ慣れました。
まあメタルサーガDSのあとなら正直相当変なのじゃない限りOKと言ってしまいますが。
メニューの分け方なども使いやすいと思います。


交渉画面の電卓+2画面はDSのインターフェースをかなり有効に生かして"相手の顔色を伺いつつ、電卓を弾く"という状況を作り出している秀逸な出来だと思います。

システム

外見で出オチなゲームと思われがちですが、むしろ簡単さとゲーム性を両立させることを狙ったシステムに注目するべきだと思います。
特徴的なのは、

  1. レベルアップ無し
  2. ルピーが全てを決める
  3. 完成したアイテムは空き瓶へ

1と2は複雑化するRPGへのアンチテーゼであるとかどこかで聞いた覚えがあります、全てに関わる一つのパラメータのみでバランスよくゲームを作ると言うのは、実はそれぞれに専用のパラメータがあるゲームよりより難しいのではないでしょうか。
3は全てのアイテムを同じ使い方にさせることによってやはり操作を簡単にしています。

ストーリー

主人公が35歳独身とか世の中金とかを除けば比較的王道なストーリーです。
一目見たときからルピ爺が胡散臭すぎて、"あーこいつガラスボスだよな"と確信できますが、それでもそこに至るまでを楽しめます。

キャラク

こ れ は 酷 い(誉言葉


個性的なキャラクタが揃っていますが、共通することは大人=金に汚いと言う公式。
とにかく何かにつけてルピーを要求、こっちが助けた時も"で、いくら欲しいんだ"と。

総評

ネタゲームが好きなら即買い、外見がアレでもゲームとしては楽しめるのでオススメ。