空中配線方式2
とりあえず具体的な形で考えて見る。
回路は続トランジスタ回路の設計に載っていた電流帰還アンプを使います。
これは上下対称なので空中配線に向いているかなーという単純な考えです。
対象負荷はヘッドホン(インピーダンス300Ω)ゲインは2倍とします。
回路の構成
- 初段 2SK370 2SJ108 + 100ΩVR(オフセット調整用)
- 二段目 2SC3423 2SA1360 + LED(終段バイアス発生用)
- 終段 2SK214 2SJ76
- 電源電圧±15V
- ゲインが小さいのでDCサーボはなし、電流帰還アンプの帯域は500KHzぐらいにします、本当ならば1MHzぐらいまであげたいところです。
この中で、終段のトランジスタだけは基板にねじで固定します。
主な理由は重いからですが、基板を放熱器に転用して放熱も考えます。
抵抗は簡単に手に入る進抵抗1/2W型、コンデンサはフィルムとマイカを使います。
素子の正確なサイズがわからないとなんともいえませんが、基板に平面的に実装するよりも1/2から1/3ぐらいのサイズにできそうです。