LogMeTT

SSHを公開鍵認証にしてから、しばらくTera Term上で、ホスト:ポート番号で接続→ユーザ名と鍵のパスフレーズを入力→鍵ファイルを選択→接続と手動でやっていたが、特に鍵ファイル選択の部分がめんどくさいので、どうにかしようとして、Tera Termと一緒にインストールしたものの使っていなかったマクロツールLogMeTTをいまさら使った。
Tera Termには自動化するためのマクロ機能があり、そのマクロを管理するためのツールがLogMeTTらしい。


シェルスクリプト的に書けるので、最初にユーザ名・鍵ファイルの位置などを変数に格納し、次にウィンドウを出してパスフレーズを取得、文字列連結関数でSSHのコマンドの形に組み立て、最後にconnectで接続という順番でやる…ってのがネット上で山のように出てきたので、自分の環境に合わせて構築した。
ユーザ名はどうせ鍵ファイルと1:1なので、マクロ内に埋め込むことにした。


これだと、LogMeTTのメニューから選ぶ→パスフレーズを入力の2ステップでログインできていい感じ。
また、今まではグローバルのINIに記録していたポートフォワーディングの設定なども、SSHのコマンド側で設定するようにしたので、2か所以上にSSHでつなぐとポートフォワーディングが誤爆する問題もなくなった。


あとから調べたら、Tera Termの起動時にオプションとしてコマンドラインSSHと同じようにオプションが与えられるので、オプションを羅列したバッチファイルの形で作っておいて、そのバッチファイルを選択して起動という方式でもできた。
それに対して、LogMeTTのメリットは、スケジュール機能があるので、定期的な接続による生存確認とか、ファイル転送を自動化して定期的なログ引上げとかもできるらしい。
結局ほとんど使う用途はSSHポートフォワーディングによるVPNもどきなので、SSH接続→対象アプリケーションの起動とかまでオートでできるとうれしいかもしれない。